2011年6月アーカイブ

コロッケ画伯.jpg

昨日と今日は明治座の稽古場に行った。
写真は一幕のラストでコロッケさんの演じる棟方志功が、自分の進むべき方向を見つけ出し
部屋の襖にそのほとばしるエネルギーで絵を書き出すところの絵と言うか書。
コロッケさんがその場で書いたんですよ。

29日は録音。明日明後日でその準備をする。
まだまだ決まらない所もあって、、、、、頑張らないと!

一昨年、平泉ミュージカルを一関のみんなと作った。
その時からの念願でした。
良かったね!
おめでとうございます。

能管の録音

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昨日は紫竹芳之さんに来てもらって笛の録音をしました。
明治座公演で後半、善知鳥(うとう)のシーンがあってその部分何カ所かに
能管を演奏してもらう。
稽古場では振り付けが進んでいるので、それをふまえて動きの無い所を中心に入れた。
紫竹さんとはわらび座公演「山神様のおくりもの」で一緒に音楽を作って以来、
時代物の音楽等を作る時にはいつも手伝ってもらっている。
彼の能管を入れただけで、音楽が数倍豪華になります!!
台詞バックに笛をお願いしたりもしますが、台本からのイメージで完璧にやってくれます。
又今回もお世話になります。感謝!!

棟方志功 笛録音.jpg

今朝、関町公園の入り口で上から雨の雫みたいに降ってくる物を発見。
見上げると大きな木。降っていたのはその木の花?だった。
足元には小さいコンペイトウみたいなのが一杯。

ムクロジ.jpg

ムクロジ(ムクロジ科)って表示があったので早速調べてみました。
木患子(ムクロジ)。果実は、皮は石鹸に使われたり、
実は良く弾み、羽子板の羽の重りに使われたりするそう。
秋、実がなったら試してみようかな、、、。

さて、今作業中の明治座の音楽で、新しいパーカションの音源を使いたいので、
今日はこの後渋谷の楽器店まで出かけるつもり。
守りに入らず、アクティブにね!
新しい物は取り入れないと!!


一昨日、吉祥寺シアターでP・カンパニーの舞台を観た。

今日の関町公園

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梅雨になると朝のウォーキングがおろそかになる。
今朝は紫陽花をブログアップしようと思い出かけた。
公園だからさぞや紫陽花が沢山、と思ったけど意外に少なかったなぁ。
ほんと数えるほどでした。
そんな中、今日の一枚。

アジサイ/ボートハウス.jpg

今日は来週、池辺先生のコンサートで使う音源の作成をまずしなければ!
「うなぎ」と言う映画の音楽で使った、JewsHp( ジュウズハープ)つまり
口琴の音をサンプラーで作る。
以前実際に映画で使った音源が使えそうもないので、
オークションで買ったサンプラー(これが結構大きくて重い)で作りなおす。
昔は大好きだったこんな作業。今はマニュアルを見ながら、、、苦行です。

昨日は、志木市民会館で「だらぶち」の舞台稽古があった。
明後日16日からは、石川県の数カ所の劇場を回って公演をする。
一言で言うと、金沢の幕末物語。熱い若者たちが夢を語る、、、

再演なんで、僕自身は今回なにも新しい作業は無く、舞台稽古だけに参加。
写真は、金沢を離れ北海道で夢をもとめよう、と開拓しているところ、、。

だらぶち2011.jpg

劇場で音響の山北史郎さんと久しぶりにお会いした。「わが町」以来だ。
彼曰く、最近周り居る音楽家、演劇人等、クリエイターたちに元気が無い人が多くいる、
実際に被災しているわけではないのだけど、一種のPTSDにかかっている、と、、、。
楽しんで仕事をしていたからこそ、結果がでる業種。
確かに楽しい、ってなかなか思えない毎日。
でも、気持ちは切り替えないと!!!!


棟方志功物語(小).jpg
昨日は稽古初日。
コロッケさん主演
明治座公演「棟方志功物語」

先日、青森に行ってきたのは
このためだった。
コロッケさんとは一昨年の
「仙台四郎物語」以来、
熊谷真美さんとは95年
沢田研二さん主演「異邦人」以来
えっ、16年ぶり!

そして、赤木春恵さん
この舞台を引退公演になさるとの事。

総勢50人の大カンパニー
最後のねぶたのシーンで
エネルギーが弾ける。

今回初めてお付き合いする
振り付けの、伊瑳谷門取さん
無茶苦茶パワーがある。

面白く、エネルギッシュで
泣ける作品になりそうだ。

楽しんで仕事をしよう!








久しぶりのLive

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昨夜は上尾エリントンで、ギターの潮さんのグループ「MUSIKO」の今年二回目のライブ。
やはり演奏するのは良いなぁ〜。作曲とはまた違う。
とりあえずピアノを弾いているだけで、気持ちが高揚してくる。
「Nardis」「Dolphin Dance」等、気持ちが良い!!
昨日は僕のオリジナルの曲もこのグループで初めてやった。
2〜3年前にベースの原田和光さんが弾くチェロの為に作った静かな曲。
タイトルは「PM3」、文字通り午後三時という意味。
良い演奏だった。少しは、レクイエムになっただろうか、、、、

エリントン6-11.jpg

左から、佐藤幸司、潮八寿雄、石田耕平、上田。
そして、ボーカルの小泉ちよさんが加わってスタンダードも。

今日はこれから明治座のデモを仕上げる作業。
今日中には完成させないと、、、、!



6月11日。大震災から今日で三ヶ月たった。
被災された沢山の人たち、ボランティアで活動している人たちは、
今日の朝をどんな気持ちで迎えたのだろうか、、、。

そして、亡くなった多くの人たちの魂は、、、、、合掌。

先週、青森からの帰りに仙台に寄った時、
廣瀬純さんが翌日南三陸町にボランティアで行くと言うので、連れて行ってもらった。
純さんの今回の仕事は、アメリカからの心の支援として来たゴスペルグループのフォロー。
向った先は南三陸町の歌津中学校の避難所。
仙台から1時間半。山の中に船が、、、、。

南三陸・船.jpg

車の外の風景はため息しか出ません。

台風が収まったというのに青森は朝から横殴りの雨。しかも寒い、、、。
七時に朝食をすませ、行動開始!
今日の予定は、志功ゆかりの神社、善知鳥神社と志功記念館。
JR青森から歩いて10分位で善知鳥神社に着いた。

善知鳥神社.jpg

毎朝、東伏見神社に行っているので神社参りは馴れたもの。
最悪の天気だけども、神社の空気はさわやか。
あまりにも寒かったので社務所で休ませてもらうと、
ストーブを付けてくれて、熱いほうじ茶まで頂いてしまった。感謝!
市内には歩ける範囲で志功プレイスがあるようなんだけど、雨だしね、、、


29日朝。発作的に青森に出かけた。
七月公演「棟方志功物語」の音楽のアイデアを考えるうちに、
やはり本物の板画を見に行こう、と思ったのだ。
今回の作品の最後は音楽がとても重要になるのだけど、
とくに、善知鳥(うとう)の話が出て来て、これは謡曲にもあって、、、
その板画が青森県美術館にあるらしいのだ。

青森県美.jpg


新青森からバスで10分。
興奮しながら棟方志功の室へ!
しかし、
展示ローテーションがある為この時期にはお目当ての善知鳥の板画は見れなかった。
でも良い美術館でした。シャガールの大きな画「カーニバル」、バレエの背景画だ。
寺山さんの部屋もあって、、、
でも今回は志功さんだけに集中しなきゃ!など試行錯誤しながら、、、
又ゆっくり来たいな、、、。
この日は寒くて、全てあきらめ宿に!
新幹線の中から予約した、浅虫温泉の椿館。
棟方志功が毎年制作含め訪れていた旅館だそうだ。


26日、福生(ふっさ)で劇団コーロ公演「ハンナのかばん」の公演があった。
今回はピアノとバイオリンの生演奏なんで、音の調整の為に25日の舞台稽古から参加した。
改めて良い作品だと思った。
「ハンナのかばん」はアオシュビッツ収容所の話。生と死がテーマだ。
大震災は自然の災い。そして生と死。
時代と自然とは全く違うもののはずなのに、何かいつも違う感覚で芝居を観てしまった。

ハンナ2011.jpg

仙台から帰って、改めて色々考えた。
僕は震災の時に新幹線の中だった。
だから、それほど揺れを感じなくてすんだ。
帰宅難民にもならずにすんだ。
だから、ちゃんとショックを受けていなかったのではないか?
今回仙台に行き、廣瀬純さんや「とと家」のひとみさんの話をきいて、
ニュースで伝わって来ない事が未だ未だ沢山あるんだ、と言う事を痛感した。

そんな、何だか頭の中が整理出来ていない状態で、明治座の七月公演
コロッケ主演「棟方志功物語」の打ち合わせが23日あった。
元気を出して良い仕事をしなければ!!

仙台訪問の二日目。
以前に宿泊したことのある七ヶ浜の「とと家」の渡辺ひとみさんと連絡がついた。
お訪ねして良いですか?と言うと、是非にと言って下さったので、、、。

七ヶ浜には、仙石線の多賀城からタクシーで乗る。
駅前には自衛隊のベースがあった。
タクシーの運転手さんに七ヶ浜菖蒲田までお願いします、と言うと
「お客さん、初めてですか?」って言われたので、
「以前に泊まった事があって、訪ねるんです」と言うと
「あの辺は凄いですよ、何も無いですから」と言われた。
「あの跡まで津波が来ました」と運転手さんに説明を受ける。
道の両側の塀には水の来た跡がくっきり分かる。

数分走り小高い丘を越えて、ふっと目の前が開けた。
、、、、、言葉を失った。
ほんとに何も無い。、、、涙が思わず出てくる、、、、
記憶をたどって、「とと家」に入る路地を見つけた、、、、。